チャットレディの経費はどこまでOK?
チャットのお仕事は、衣装代や美容代など様々な点でお金がかかります。
人に見られる仕事だからこそ、美容に関する項目の中でも脱毛をしたいと考えるチャットレディはたくさんいるはずです。
仕事で使うために準備をしたものは経費で落とせますが、一体どこまで経費として計上できるのか分からない方も多いでしょう。
経費は確定申告や所得にも関係するため、正しい知識が必要です。
そもそも確定申告と経費って何?
チャットレディの仕事として報酬を得ると、確定申告が必要になってきます。
確定申告と聞くと難易度が高いと感じる方も多いでしょう。
個人事業主にあたるチャットレディは、一定の収入がある場合は確定申告をして納税する必要があります。
所得税は収入から経費を差し引いて所得にかかってくるので、使う経費が多いほど所得額も少なくなります。
正しい知識を付けるためにも、確定申告や経費について理解しておきましょう。
確定申告とは
確定申告とは、1年間の所得に対する税金を納めるための手続きで、2月中旬から3月中旬の間に毎年行われます。
その時申告するのは、1月1日から翌年の12月31日までの1年間の所得です。
会社に勤めている方は、毎年11月頃に年末調整をして本人の代わりに会社が納税してくれています。
しかし、チャットレディのような個人事業主は自分で確定申告をして納税しなければなりません。
チャットレディを専業にしていて所得が48万円以上、副業の場合は所得が20万円以上の場合は確定申告が必要になります。
チャットレディの仕事をしていて上記以上の所得がある方は、確定申告をしなければいけないのです。
確定申告の手続きには手間がかかるため、面倒に感じてしまう場合もあります。
そのため、確定申告をしなくていい範囲での収入に収めたいと考える方も多いでしょう。
ここで重要なのは、所得税は収入に対してではなく所得にかかるという点です。
チャットレディで稼いだ収入から経費を差し引いたものを所得と言います。
いくら稼いだ額が多くても経費にかかった金額も多い場合は、所得も少なくなるため納税する金額が少なくなったり、確定申告が不要になったりする場合もあるのです。
経費とは
経費とは、収入を得るために出費したお金を指します。
仕事をしていく上で出費したものが経費として計上できれば、経費として使った分のお金が収入で戻ってきます。
また、経費は所得税を減らすことも可能です。
収入は所得と同じだと思う方も多くいますが、収入から経費を差し引いたものを所得と言います。
【所得=収入-経費】であり、経費で使うお金が多くなれば所得も減って、納税する金額も減らすことができるのです。
日本では累進課税制度により所得が増えれば確定申告の後の納税額も多くなってしまいます。
チャットレディの仕事でも道具やコスメ、美容に関するものを購入した代金、交通費など必要なものがたくさんありますが、特定のものが決まっているわけではないので何が経費になるのか分からない方もいるでしょう。
常識の範囲内できちんと証明ができる書類があれば認められる可能性が高いですが、絶対経費に当てはまるとは言い切れません。
税務署の方から使う目的などを聞かれたときに、仕事に必要なものであったということを説明できるかが重要になってきます。
そのため、普段から出費については定期的に確認しておいた方が良いでしょう。
脱毛は経費計上できるのか?
仕事で必要なものは経費として申告できるとご紹介しましたが、他人から見るとプライベートの出費に見えてしまうような、どちらとも言えないグレーゾーンの出費もあります。
その中でも、脱毛はグレーゾーンに該当してくる出費と言えます。
外見を整え、自分自身の価値を上げることが必要になってくるチャットレディの仕事は脱毛も必要な経費のように感じられるでしょう。
しかし、脱毛は仕事以外のプライベートな部分での支出としても考えられてしまうのでグレーゾーンになってしまうのです。
経費として計上できるものは、基本的に「仕事に直結し絶対に仕事になければいけないもの」です。
通常の仕事であれば、いくら脱毛をして売り上げを上げたという結果があっても経費として計上を認められることはないでしょう。
芸能人やキャバクラ嬢、チャットレディは外見を整えて美しくいることが仕事をしていく上では重要なことです。
しかし、脱毛をする要因が完全に仕事のためだったとしても、仕事以外の出費としても捉えられるため100%経費にするのは難しいのです。
完全に証拠になるものがなければ、仕事以外の出費として考えられてしまいます。
個人事業主が確定申告をする際は、経費と生活費を分ける「按分(あんぶん)」という計算をします。
按分を計算する際の基準は、使用時間や使用頻度などです。
脱毛であれば、チャットレディで働く時間が3時間、プライベートが過半数を占める時間の場合は、事業費3割の生活費はその残りを占める割合と考えます。
こういった点でも、脱毛を経費として計上するには難しい位置づけになってくるでしょう。
もし脱毛を経費として計上したいのであれば、脱毛をした結果売り上げが上がったという事実を証明する必要があります。
経費に関して注意すること
領収書は大切に保管
経費として計上するためには証明するものが必要だとご紹介してきました。
仕事のための経費だと証明するためには、領収書を絶対に取っておきましょう。
現在では、経費であることを証明する領収書は7年間の保存期間が決まっています。
そのため、捨てずに7年間は取っておかなくてはなりません。
経費を証明するための証明書としては領収書が1番ですが、レシートやクレジットカードの明細、通帳明細などでも代わりに使用できます。
経費率は半分に留める
仕事で使った経費はなるべく多く計上したいですが、経費率が高すぎると税務署から疑われるような事態を招いてしまいます。
人それぞれ経費率は違いますが、チャットレディの仕事をしていく上では他の人とさほど差がある訳ではありません。
目安としては40%に収まる人がほとんどで、50%を超えるとしっかりと按分した上で計上しているのか疑われてしまう可能性が高くなります。
前年に比べて変動が大きい場合も怪しまれる可能性が高くなるので注意してください。
チャットレディ代理店Alice広島なら確定申告や経費についても相談できる!
今回は、チャットレディの仕事において脱毛費用を経費で落とすことができるのか解説してきました。
チャットレディの仕事では経費として計上できるものは様々な種類があります。しかし、脱毛のように100%経費で落とせると断言できないグレーゾーンの出費もあります。
チャットレディの仕事をしていく上で脱毛をしようか悩んでいる方は、経費で計上できない場合もあるのでよく考えるようにしましょう。
また、経費として計上したい出費がある場合はよく調べたり、相談したりしてから使うようにしてください。チャットレディの代理店であるAlice広島店なら、サポートスタッフが相談に乗ってくれるので安心です。確定申告や経費について分からないことがあれば、ぜひAlice広島店を活用してみてください。
確定申告や節税についても解説していくので、ぜひご参考ください。